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佐橋先生に伺いました!花粉飛散量はどのように予測しているの?

2020年スギ・ヒノキ花粉飛散マップはコチラ
花粉症の予防や治療に欠かせない花粉情報。では、花粉の飛散量はどのように予測されているのでしょう。長年、花粉研究に取り組んでおられる佐橋先生に伺いました。

Q1 花粉飛散量は、前年の夏が大きく影響するのはなぜ?

花粉飛散量は、雄花の花芽(成長して花になる芽)の量に比例します。スギの花芽は、前年の夏にできるので、夏の気象条件が大きく影響します。

気温が30℃を超え日照時間が多いと花芽が多く作られ、翌年春の花粉飛散量は多くなります。逆に最高気温が25℃程度にしかならないいわゆる「冷夏」では、木は花芽ではなく枝を伸ばすことに注力するため、翌年春の花粉飛散量は少なくなります。

Q2 翌年春の花粉飛散予測のために、秋に林を検分するのはなぜ?

A2 夏の気象条件だけの予測では、実際の雄花の出来具合とズレが生じる場合があるからです。

スギの雄花が大きく成長する秋に、実際にスギ林に行き、雄花の出来具合を観察し、必要に応じて予測を修正します。

Q3 花粉飛散予測の前に、冬の気象条件を分析するのはなぜ?

A3 花粉が飛び始める時期を推定するためです。

夏に成長した雄花は、秋に一旦成長をやめ休眠状態になります。ところが年明けて1月になると、寒い気温の変化が刺激になって休眠から目覚め、花を咲かせる準備を開始します。このため冬には、気温の推移をもとに、休眠から目覚めるタイミングを分析し、花粉が飛び始める時期を推定します。

Q4 花粉シーズン到来後も、飛散する花粉を毎日観測・集計するのはなぜ?

A4 花粉予報に正確性を期すためです。

過去の飛散数とさまざまな気象条件に基づく予測式から、翌日の花粉数を計算し、天気予報を加味して花粉予報として発表します。さらに予報に正確性を期すため林を検分し、開花状況を確認します。

このように、年間を通じて調査することで、翌年春の花粉量だけでなく、花粉飛散開始時期や日々の花粉飛散数を予測しています。

カメムシが大量発生すると花粉が多くなるって本当!?

カメムシは、スギやヒノキの木に卵を産みます。産卵後、親世代は生涯を終えますが、卵から孵化したカメムシは、スギやヒノキの実を餌にして成長し、秋には成虫になります。スギ・ヒノキの花粉数が多い年は、エサとなる実が多くできているため、カメムシが大量発生するというわけです。

次回は実際に佐橋先生とスギ林に行き、スギ雄花の花芽調査をしてきます!

監修の先生 NPO花粉情報協会 事務局長 佐橋 紀男 先生

1940年8月19日生まれ。東邦大学卒業。高校生の時に花粉の観察法を学ぶ。高校卒業後は東邦大学薬学部に進学し、花粉研究を専攻。その後、母校である同大学にて、教授として花粉撲滅を目指し、花粉についての調査を続けた。2018年6月に大学教授を退職後、NPO花粉情報協会の事務局長として、セミナーの講師や調査に取り組んでいる。

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