花粉症対策
花粉症とは
~原因・症状と対策~
花粉症の原因となる植物
花粉症は、スギなどの植物の花粉で起こるアレルギー疾患です。くしゃみ、鼻みず、鼻づまりといった鼻の症状や、目のかゆみ、充血といった目の症状などを引き起こします。原因植物は多岐にわたりますが、トップはスギで、花粉症全体の約7割を占めると推察されています。このため、多くの人はスギ花粉の飛散量が多い2月から5月にかけて、つらい症状に悩まされます。また、この時期は、近年増加傾向にあるヒノキ花粉にも注意が必要です。
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花粉症は一年中注意が必要
日本では、スギやヒノキの花粉症に悩まされている方が多いため、「花粉症といえば春」と思われているかもしれません。でも実は秋にも原因となる花粉は飛んでいます。秋の花粉症の主な原因は、空き地などに繁殖する雑草で、キク科のブタクサやヨモギ、アサ科のカナムグラ、イネ科のカモガヤが代表的なもの。これらの草が開花期を迎える9~11月に花粉が飛散し、花粉症を引き起こします。花粉症は1年中注意が必要です。
花粉症の症状
花粉症は、何度も連続して出るくしゃみ、さらっとして水のように透明な鼻みず、鼻づまり、目のかゆみなどが主な症状です。発熱やのどの痛み、咳などのカゼのような症状はありません。
※カゼはさまざまな症状の集まりであり病名ではありません。正式には「カゼ症候群」又は「急性上気道感染症」といい、原因のほとんどはウイルスです。
花粉症の症状が出やすい日
晴れていて風の強い日、雨天後の晴れた日、乾燥した日、気温が高い日などは花粉が飛散しやすいため、特に注意が必要です。外出の際はメガネやマスクを着用するなど、しっかりと花粉症対策をとってから出かけるようにしましょう。
日常生活での花粉症対策
花粉症の原因となる花粉は空気中に含まれているため、花粉症の症状を予防し、悪化を防ぐには、日常生活で花粉をできるだけ避けることが大切です。
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[監修]公益財団法人佐々木研究所附属 杏雲堂病院 薬剤科 科長 大谷 道輝 先生
アレルギー性鼻炎とは
アレルギー性鼻炎は、「季節性アレルギー性鼻炎」と「通年性アレルギー性鼻炎」の2つに分類され、このうち季節性アレルギー性鼻炎のほとんどが、花粉が原因のいわゆる「花粉症」です。一方の通年性アレルギー性鼻炎は、その多くが、ダニなどのハウスダストによるアレルギーで、原因は家の中やオフィスなど、屋内にもあるのです。 アレグラFXは、花粉だけでなく、ダニ・ハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎の症状にも効果があります。
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アレルギー性鼻炎の患者さんは、花粉やハウスダストなどがからだの中に入ってくると、肥満細胞という細胞からヒスタミンが放出されます。 このヒスタミンが、鼻の粘膜にある神経や毛細血管を刺激し、くしゃみ、鼻みずなどの症状を引き起こすのです。