花粉情報2025
2025年の花粉飛散数
2025年
スギ・ヒノキ花粉飛散数の予測マップ
花粉の飛散数はほぼ全国的に要注意レベル(2,000個/cm2以上)※を超えると予測されています。
※:花粉に対して十分な注意が必要とされる飛散数
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【監修】NPO花粉情報協会 事務局長 佐橋紀男先生
2025年の花粉飛散数の傾向
春に飛散するスギやヒノキの花粉数は、スギやヒノキの雄花が形成を始める6月から7月の日照時間と前年春の花粉飛散数に大きく関係します。 2024年の6月の日照時間は全国的に平年並みかやや多くなりました。7月の日照時間は北陸から東北の日本海側で平年より少なく、関東から西は平年並みかやや多くなりました。前年と比較すると東北の太平洋側から関東、東海および近畿地方の一部で少なくなっています。
また、花粉が少なかった翌年は、花粉飛散数が多くなり、花粉が多かった翌年は、花粉飛散数が少なくなる傾向がみられます。
以上により、2025年春の花粉飛散数は2024年春に花粉が少なかった近畿から西の地方は前年よりも非常に多く、例年(過去10年の平均)を超える地域が多い見込みです。東北は2024年春の花粉が非常に多くなった北部でかなり少なく、南部では2024年並みかやや多い見込みです。
全国的には、ほとんどの地域で要注意レベル(2,000個/cm2以上)※を超えると予測されています。また、2025年のスギ花粉の飛散開始はほぼ例年並みになる見込みです。本格的に花粉が飛び始める前の症状の軽いうちから鼻炎薬を飲んでおくなど、早めの対策が重要です。
※:花粉に対して十分な注意が必要とされる飛散数