花粉情報2021
2021年の花粉飛散量
2021年スギ・ヒノキ
花粉飛散予測マップ
花粉の飛散数は一部の地域を除き、昨年より多くなる見通しです。
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【監修】NPO花粉情報協会 事務局長 佐橋紀男先生
2021年の花粉飛散量の傾向
スギやヒノキの花粉飛散数は、予測する前年夏の気象条件と前年春の花粉の飛散量が大きく影響します。日照時間が長く気温が高いと花粉飛散数が多くなり、花粉が多く飛んだ翌年は、花粉飛散数が少なくなる傾向がみられます。2020年6月は、全国的に日照時間、気温ともほぼ平年(過去10年の平均)並みでしたが、ヒノキ花粉に最も影響の大きい6月上旬の日照時間は、2019年と比べてかなり多くなりました。7月は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多く、気温も平年より低かったのですが、8月は一変して記録的な猛暑でした。このような夏の気象条件および全国的に花粉が少なかった状況から、2021年春の花粉飛散数はおおむね平年より少ないものの、一部の地域を除いて2020年より多くなる見通しです。3倍以上になる地域もあると予測されているため、万全の対策が必要です。