花粉情報2025
2026年の花粉飛散数
2026年
スギ・ヒノキ花粉飛散数の予測値マップ
花粉の飛散数は全国的に9割以上の地域で大量飛散(3,000個/cm2以上)と予測されています。

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【監修】NPO花粉情報協会 事務局長 佐橋紀男先生
2026年の花粉飛散数の傾向
春に飛散するスギやヒノキの花粉数は、スギやヒノキの雄花が形成を始める6月から7月の日照時間と前年春の花粉飛散数に大きく関係します。
2025年の6月の雨量は東海地域から近畿の一部を除いて平年より少なく、日照時間は全国的に多くなりました。7月はさらに、空梅雨となり、日照時間は平年より40%以上多くなっています。
また、花粉が少なかった翌年は、花粉飛散数が多くなり、花粉が多かった翌年は、花粉飛散数が少なくなる傾向がみられます。
2026年のスギ・ヒノキ花粉飛散数は、気象条件からは2025年より非常に多くなると推定されますが、2025年春に花粉が非常に多くなった九州は前年より少なく、近畿から中国地方にかけてもやや少なくなる地域があります。過去10年の平均との比較では多くの地域が平均と同じか多くなる予想です。
全国的には、9割以上の地域で大量飛散(3,000個/cm2以上)東北は、2025年の最大約5倍に増加する地域もありますので特に注意が必要です。また、2026年のスギ花粉の飛散開始は地域によるばらつきが大きくなりそうですが、例年並みかやや遅くなる見込みです。本格的に花粉が飛び始める前の症状の軽いうちから鼻炎薬を飲んでおくなど、早めの対策が重要です。
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