花粉情報2024

知っておきたい!花粉豆知識

NPO花粉情報協会 事務局長佐橋紀男 先生に聞きました!
NPO花粉情報協会 事務局長佐橋紀男 先生に聞きました!

Q1 空中だけでなく、
地面の近くでも花粉が
飛んでいるってホント?

image_佐橋先生ホントです!
花粉は、地上数十㎝のところでも
飛んでいます!

地上に降り積もった花粉が舞い上がる

幼稚園児と小学3年生の子どもに花粉吸引機を取り付け、都心のビル街を歩いてもらう実験をしたところ、身長の低い幼稚園児でより多くの花粉の付着がみられました。地面に降り積もった花粉は、人や車が通ると下から上へと舞い上がります。人通りの多い都心部では低い場所でも常に花粉が舞っているため、身長の低い人の方が花粉を浴びやすくなります。コンクリートの地面は土と違って花粉を吸収しません。このため、花粉は減ることなく常に滞留しています。

地上に降り積もった花粉が舞い上がる

Q2 建物内では、
花粉を浴びる心配は
ない?

image_佐橋先生間違いです!
建物の中や地下でも花粉は滞留しています!

建物内でも花粉には要注意

乗降客数が非常に多い駅で花粉量を調べたところ、地下にある階段の踊り場で、たくさんの花粉が採取できました。これは、衣服に花粉を付けた人がたくさん通行するためです。しかも地下は雨にさらされることがなく、出入り口付近以外は乾燥しているので、花粉がとても溜まりやすい場所といえます。建物の中にいれば安心というのは間違いです。

建物内でも花粉には要注意

Q3 浮遊している花粉量は、
建物の構造で違うって
ホント?

image_佐橋先生ホントです!
同じ高さの建物でも、構造によって花粉量が異なります!

中層階で花粉が滞留

構造が違う2つの建物で花粉量を比較したところ、吹き抜けのタワーでは上・中・下層階とも、花粉量に大きな違いはありませんでした。一方、高層ビルでは、上空で建物にぶつかった花粉と地上から舞い上がった花粉が中層階でぶつかり滞留するため、中層階での花粉が多くなります。タワーマンションなどでも同様ですので、中層階では花粉に注意が必要です。

中層階で花粉が滞留

Q4 花粉の飛散量は、
年によって増減するって
ホント?

image_佐橋先生ホントです!
6〜7月の日照時間で花粉量が決まります!

6~7月の気温と花粉量の関係

花粉飛散量は、花芽やつぼみの量に比例します。花芽やつぼみの量は、6〜7月頃の気温や日照時間が大きく影響しており、気温が30℃を超えると花芽が多く作られます。逆に最高気温が25℃程度にしかならない、いわゆる「冷夏」だと、木は花芽ではなく枝を伸ばすことに注力するため翌年の花粉量は減少します。ただし、枝を伸ばすことで、翌年たくさんの花芽がつくので、翌々年の花粉量は増加します。つまり、ほぼ1年おきに花粉量が増減するわけですが、最近は冷夏も少ないため、毎年花粉量が多い傾向にあります。

image_6~7月の気温と花粉量の関係

監修の先生
NPO花粉情報協会 事務局長
佐橋 紀男 先生

1940年8月19日生まれ。東邦大学卒業。高校生の時に花粉の観察法を学ぶ。高校卒業後は東邦大学薬学部に進学し、花粉研究を専攻。その後、母校である同大学にて、教授として花粉症撲滅を目指し、花粉についての調査を続けた。2018年6月に大学教授を退職後、NPO花粉情報協会の事務局長として、セミナーの講師や調査に取り組んでいる。

監修者近影

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